2017年02月の記事

肩書きなんて。

会社を辞めた途端、誰からも年賀状が来なくなった・・・

なんて話を聞いたことがある。

 

「ひと」ではなく「肩書き」と付き合っているということ。

 

部長だから、社長だから、大臣だから、先生だから、

この肩書きだからお付き合いをしてもらっていたことに、

肩書きを失ったところで気付かされるという。

肩書きを失った自分との付き合いは、

何のメリットもない、と。

 

それも考えたらわかる話で、

今まで自分に来ていた年賀状は、

次の部長、次の社長、次の大臣、次の先生のところに行くだけ。

メリットで繋がる関係とは、そういうものである。

 

昨年、ボーカルインストラクターを引退すると決めた時、

そのことを思った。

 

 

最後のレッスンの頃、

何人かの生徒さんから、連絡先を教えて欲しいと言われた。

NLPの関係で、本名でFacebookをやっているから、

一貫して、Facebookで捜してください。と返答していた。

 

 

さて、

案の定、実際にFacebookで捜してくれた人は極々少数。

ボーカルインストラクターでなくなれば、ただの中年オヤジ。

繋がりに何のメリットもない。

 

 

そんな中で、

Facebookからこのページに来て、ここまで読んでくれた元生徒さんがもしもいたのなら、

もしかすると「肩書き」ではなく「人間性」の部分で多少評価されていたのかも、と、

自惚れてしまう。

 

先日も、元生徒さんから初めてメッセージが届いて、

短い近況報告と決意表明的な文章だったけど、

もう先生ではないと知った上で、

それでも先生と呼んでもらって、なんだか嬉しかった。

 

 

音楽から離れて、もうすぐ1年。

インストラクターとしての知識は薄れ、技術は衰えて行く。

それを悲しいとは思わない。

 

新たに、葬儀の知識が増えて行く。

比例はしてないけどww

 

元先生だから、とか、

今は先生じゃないから、とか、

葬儀屋さんだから、とか、

そんな「肩書き」なんて取っ払っても、

ちゃんと進んでいける人でありたい。