2016年08月の記事

御霊前?御仏前?

おめでたい席は祝儀袋ですが、

お通夜、葬儀、告別式、法事などのお悔やみの時は、

「不祝儀袋」を使います。ぶしゅうぎぶくろ。

香典袋、という言い方でピンとくるかも知れません。

香典袋は、通常、葬儀や告別式で必要になりますが、

葬儀に参列することができない場合、お通夜の時に持参します。

 

不祝儀袋を、常に準備している人も稀だと思います。

もしもの時に、慌てて買いに行くことになるでしょう。

 

で、

売り場で、

似てるけど微妙に違う、数種類の、のし袋を目前にし、

迷うことになるかもしれません。

どれを買えば良いのか、と。

 

御霊前、御仏前、御香典、御玉串料、御花料、等々。

 

迷わずに選べますか?

 

参考までに記しますが、

お住いの地域によって、文化が違います。

お含みおきください。

 

まず、一般的なお葬式は、

仏式、神式、キリスト教式の三つ。

(前回のブログで書いた通り、仏式でも色々あるが。)

上に書いた例でいくと、

御香典が仏式。(お寺)

御玉串料が神式。(神社)

御花料がキリスト教式。(教会)

 

参列する葬儀が、何式なのか、

本来は、喪家や葬儀会場に確認が必要なのですが、

そんな時間もないときもあるでしょう。

そんな時は、

 

「御霊前」(※蓮の絵の描いてないのも)

 

を選んでください。

 

 

各宗教、人は死んだら、霊(魂)になる。

という考え方のもと、

その、霊にお供えをする。なので、御霊前。

という風に解釈していただければよいかと思います。

厳密には、

浄土真宗は、

死んだら即、仏になるという考えなので、

御仏前が正しいのですが、

現代では、御霊前でも大丈夫ということになっています。

(宗派は不明だけれど、仏式なのはわかっているのであれば、

「御香典」をお選びください。)

また、仏教では、

四十九日が過ぎる(忌明け)までが、霊。

その後、仏になるという考え方なので、

それ以降の法事の席では、「御仏前」になります。

 

文字の入っていない不祝儀袋もありますので、

現地でこっそり記入・・・。ってなことも、

まあ、やろうと思えばできるでしょうけど。